フォートナイト エコシステム v28.30
フォートナイトチーム
クリエイティブ、UEFN、Verseの不具合修正については、Epic Developer Communityのウェブサイトにあるドキュメントから確認可能です。
新登場: SUVスポナー
「バトルロイヤル」チャプター5でのSUVスポナーがクリエイティブとUEFNで使用可能になります。
新登場: 設置可能な足場
プレイヤーが建てた壁と同様の「足場からの飛び上がり用小道具」を独立型の仕掛けとして島に設置できるようになりました。プレイヤーが建てた壁がなくとも、足場からの飛び上がりを活用可能になります。この仕掛けは有効/無効化することができるので、凝った縦型移動パズルを制作することができます。プラットフォーマーやスキルランなどのゲームにさらなるバリエーションを加えてみましょう。設置可能な足場の仕掛けを使用する際には、島設定でよじ登りを許可するをオンにする必要があることにご注意ください。そうしないと足場からの飛び上がりができません。
NPCスポナーの仕掛けのアップデート(UEFNのみ)
NPCスポナーの仕掛けにより使用されるNPCキャラクター定義に2つのモディファイアが追加されました。- Effect Modifier(エフェクトのモディファイア): この補正はガード、野生動物、またはカスタムNPCのスポーン/撃破エフェクトに補正をかけるものです。以下のオプションと連動します。
- Visual Effect(ビジュアルエフェクト): カスタムのNiagaraパーティクルエフェクトです。
- Visual Effect Socket(ビジュアルエフェクトのソケット): ビジュアルエフェクトが再生される、カスタムのソケット位置です。デフォルトは「None(なし)」で、NPCの元の位置を使用することを意味します。
- Sound Effect(サウンドエフェクト): カスタムのサウンドウェーブです。
- Sound Effect Socket(サウンドエフェクトのソケット): サウンドエフェクトが再生される、カスタムのソケット位置です。デフォルトは「None(なし)」で、NPCの元の位置を使用することを意味します。
- Movement Modifier(移動補正):NPCキャラクターの移動スピードのカスタマイズを可能とするモディファイアです。現在は「カスタム」タイプのNPCでのみ機能し、以下のオプションがあります。
- Walk Speed(歩くスピード): 地面を歩行するときの最大スピードです。
- Run Speed(走行スピード): 地面を走行するときの最大スピードです。
- Acceleration(加速度): 地面を移動しているときの加速度です。
- Deceleration(減速度): 地面を移動しているときの減速度です。
ビジュアルエフェクトスポナーのアップデート
複数から選べる連続再生ビジュアルエフェクトに加え、ビジュアルエフェクトスポナーの仕掛けにバーストビジュアルエフェクトのオプションが追加されました。様々な種類の爆発や、小道具のスポーン/デスポーンを隠すためのポフッと出るホコリを作成することができます。
カメラ: 定点、カメラ: 固定角度、三人称視点の仕掛けのアップデート
- カメラ: 定点、カメラ: 固定角度、三人称視点の仕掛けのプレビューが10秒のタイマー制ではなくなりました。プレイヤーにより停止されるまでアクティブなままになります。一度にアクティブにできるのは一つのカメラと一つの操作プレビューのみです。
- カメラ: 定点とカメラ: 固定角度の仕掛けにフェードのトランジションタイプが追加されました。トランジションインのタイプまたはトランジションアウトのタイプを「フェード」に設定すると、別のカメラにトランジションする際のカメラが黒画面にフェードします。
インベントリ、マップ、クイックバーのホットキーのアップデート
クリエイティブインベントリ(Tab)、マップ/スコアボード(M)、クイックバー(B)のキーボードでのホットキーを、これらのメニュー画面の開閉に使用できるようになりました。
Patchworkでジャムセッションのループとジャムセッションを有効にする
島設定のプレイヤーロッカーオプションで、ジャムセッションのループを有効化できるようになりました。ジャムを有効化がオンになっていると、プレイヤーはロッカーのジャムセッションループのホイールからジャムトラックを選択することでジャムセッションを行えるようになります。島でのジャムセッションは、「Fortnite Festival」 ジャムセッションステージと全く同じに機能します。
島でPatchworkの仕掛けを使用している場合は、ジャムセッションループのオーディオはPatchworkが使用しているテンポ、キー、メジャー/マイナーの設定に従います。プレイヤーは所有しているジャムトラックのループを、島で有効になっている全てのPatchworkのオーディオと同期してプレイすることができます。より細かく制御したい場合は、Patchwork ミュージックマネージャーの仕掛けを使用します。ジャムセッション設定のコントロールのオプションが、デフォルトでPatchworkのコントロールに設定されています。そのオプションを共有しないに変更するか、Patchwork ミュージックマネージャーを無効にすると、ジャムトラックのテンポ、キー、メジャー/マイナーの設定は、通常のプレイヤーがコントロールする挙動に従います。
Verse入門テンプレートに新たなミニゲームが登場!
Verse入門テンプレートをアップデートし、新たなミニゲームを追加しました。VKT - Verse Device Starter Games テンプレートに含まれています。Verseの世界に飛び込み、「Verse Commander」をプレイしましょう。キャラクターに指示を出してパズルを解くゲームです。プレイする前にVerseの仕掛けにGameplay Tag(ゲームプレイタグ)を指定してから、チュートリアルの指示に従って始めるようにしてください。
アップデートされたテンプレートと対応チュートリアルをチェックして、以下を含む様々な方法でVerseを使用してゲーム管理する方法を学びましょう。
- Verseの仕掛けをNPCの挙動と通信させる。
- Verseで作成されアップデートされる、カスタムでダイナミックなゲーム内UI。
- ゲームの状態の視覚的なフィードバックとして、ビジュアルエフェクトとムービーをコーディネートする。
スナップショットの履歴で以前のスナップショットを復元可能に
Unreal Revision Controlでは以前のスナップショットを最新のものとして復元できるようになりました。プロジェクトを以前の状態に戻し、その時点から作業を再開できるようになります。スナップショットを最新として復元するには、スナップショットの履歴のパネルで「Rewind」(巻き戻し)ボタンを使用して以前のスナップショットまで巻き戻します。巻き戻したら、「Check in Changes」ボタンの代わりに表示される「Restore as Latest」(最新として復元)を押してください。以前のスナップショットを最新として復元しても、プロジェクトの履歴間にあるスナップショットは維持されるのでご安心ください。ただし、新たに復元したバージョンでは巻き戻した時点以降に加えられた変更はスキップされます。以前のスナップショットを復元する場合は、チームメンバーと共通の認識を持つようにしましょう。
UEFNのEULAの更新
UEFNのエンドユーザーライセンス契約(EULA)が更新され、ライセンスを取得した音楽を含めることができるようになり、私たちのコンテンツ審査の慣行に関する追加の情報にアクセスできるようになりました。UEFNのユーザーは、エディターを開いた際に更新されたEULAを確認し承諾するように求められます。